物理削除機能
FRUCtoSサーバは登録済みリソースの物理削除機能をサポートしています。
物理削除機能を用いることで一度登録したリソースの現在値と履歴をDB内から削除することができます。
物理削除済みリソースに割り当てられていたIDは欠番となります。新規に作成されるリソースのIDとして使われることはありません。
このIDを参照しているリソースはそのまま保持され、それらのリソースを利用したりメンテナンスしたりすることができます。
- そのリソースへの既存のリファレンスは影響を受けない
- Updateなどで削除済みリソースへのリファレンスを再作成することは可能
- そのリファレンスをたどる操作は実行されない
- 同じIDのリソースは再作成されることがない
危険
DB内から削除するという性質上、一度行うとデータを復旧させることができません。
物理削除対象が適切か十分に注意のうえで実行してください。
参考: delete インタラクションは論理削除であるため、DB内からデータは削除されません。
そのため、delete インタラクションによって削除されたリソースは以下のことができます。
- history インタラクションによってリソースの履歴を参照できる
- update インタラクションによって削除状態から復活(brought back to life)1させることができる