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Version: v2.2.0

運用支援機能 実装状況

最終更新日 2024年02月06日


監査ログ

別DB化

  • 概要
    • 監査ログは通常のリソースとは別DBに保管
  • 実装状況
    • 実装済み
  • 補足
    • 監査ログという情報の特性から、アクセス制限などが必要であるため、通常のリソースとは異なるDBに保管している。

バージョンアップ

ダンプ・リストアによるマイナーなバージョンアップ

  • 概要
    • FRUCtoSのDBの構造変更などの変更に対応したバージョンアップをサポートする機能
    • サーバーを停止して実施
  • 実装状況
    • 部分実装
      • 通常のリソース用のDBは実装済み
      • 監査ログ用のDBは実装済み
      • 設定用のDBは未実装
  • 補足
    • ダンプツールを用いたマイナーなバージョンアップについてはこちらをご確認ください。

DBシリアライズ

ダンプ・リストア

  • 概要
    • DB内容をエクスポート・インポートする機能
    • サーバを停止して実施
  • 実装状況
    • 部分実装
      • 通常のリソース用のDBは実装済み
      • 監査ログ用のDBは実装済み
      • 設定用のDBは未実装
  • 補足

オンザフライトランザクションログ

  • 概要
    • DB更新をエクスポートする機能
    • サーバ運用中に実施
  • 実装状況
    • 部分実装
      • 通常のリソース用のDBは実装済み
      • 監査ログ用のDBは実装済み
      • 設定用のDBは未実装

独自の定義の追加

下記のいずれかの方法で、ProfileやCodeSystemなどの独自の定義を追加できます。

  1. FRUCtoSのパッケージに追加する方法
    1. 管理システムを用いて追加する
    2. 管理システムを用いずに追加する
  2. リソースとして追加する方法

FHIR-JP対応

FHIR JP Core 実装ガイドに対し、下記の独自の定義への対応状況の範囲内で対応しています。
JP Coreパッケージを組み込む方法はこちらをご覧ください。

独自の定義への対応状況

info

プロファイルと拡張、バインディングの関係

拡張およびバインディングをFRUCtoSの動作に反映させるには、これらのリソースについて記述されたプロファイル(=StructureDefinitionリソース)の追加も必要です。
例えば独自のExtensionsを追加し利用する場合、Extensionを表すStructureDefinitionリソースを追加するだけでなく、このリソースを StructureDefinition.differential.element に記述した独自プロファイルの追加も必要になります。
バインディング向けにTerminology関連リソースを追加し利用する場合も同様に、記述の加えられた独自プロファイルの追加が必要になります。
ただしバインディングに関しては、プロファイルへの記述にValueSetリソースが使用されることにご注意ください。例えば、バインディングに用いる情報をCodeSystemリソースが持つときには

  1. CodeSystemリソース本体
  2. 1.を参照するValueSetリソース
  3. 2.を用いて記述の加えられた独自プロファイル(StructureDefinitionリソース)

を追加する必要があります。

なおJP Coreパッケージについては記述対応済の独自プロファイルが同梱されているため、1. FRUCtoSのパッケージに追加する方法の実施だけで、独自の定義への対応状況で対応済みの機能全てが利用可能になります。

物理削除機能

  • 概要
    • DBから指定したリソースの現在値と履歴を削除する機能
    • 実行するとデータを復旧することができないため、削除対象が適切か十分注意のうえで実行する
  • 実装状況
    • 部分実装
      • DBからリソースを削除する機能は実装済み
      • 物理削除時に復旧用のダンプログを出力する機能は実装済み
      • ダンプログをインポートして、物理削除済みリソースを復旧する機能は未実装

アダプタ開発

アダプタ開発フレームワーク

  • 概要
    • FRUCtoSアダプタ開発のフレームワークの提供
  • 実装状況
    • 実装済み
  • 補足
    • アダプタ開発に関してはこちらをご覧ください。