運用支援機能 実装状況
最終更新日 2023年12月20日
監査ログ
別DB化
- 概要
- 監査ログは通常のリソースとは別DBに保管
- 実装状況
- 実装済み
- 補足
- 監査ログという情報の特性から、アクセス制限などが必要であるため、通常のリソースとは異なるDBに保管している。
バージョンアップ
ダンプ・リストアによるマイナーなバージョンアップ
- 概要
- FRUCtoSのDBの構造変更などの変更に対応したバージョンアップをサポートする機能
- サーバーを停止して実施
- 実装状況
- 部分実装
- 通常のリソース用のDBは実装済み
- 監査ログ用のDBは実装済み
- 設定用のDBは未実装
- 部分実装
- 補足
- ダンプツールを用いたマイナーなバージョンアップについてはこちらをご確認ください。
DBシリアライズ
ダンプ・リストア
- 概要
- DB内容をエクスポート・インポートする機能
- サーバを停止して実施
- 実装状況
- 部分実装
- 通常のリソース用のDBは実装済み
- 監査ログ用のDBは実装済み
- 設定用のDBは未実装
- 部分実装
- 補足
- ダンプ・リストアを利用して、マイナーなバージョンアップが可能です。
オンザフライトランザクションログ
- 概要
- DB更新をエクスポートする機能
- サーバ運用中に実施
- 実装状況
- 部分実装
- 通常のリソース用のDBは実装済み
- 監査ログ用のDBは実装済み
- 設定用のDBは未実装
- 部分実装
独自の定義の追加
下記のいずれかの方法で、ProfileやCodeSystemなどの独自の定義を追加できます。
- FRUCtoSのパッケージに追加する方法
- リソースとして追加する方法
- 通常のリソースと同様に、追加したいリソースをcreateしてください。リソースによってはTerminology関連カスタムオペレーションを用いたインポートもできます。
- これらの方法で登録したリソースはオペレーションによる検証が可能です。
FHIR-JP対応
FHIR JP Core 実装ガイドに対し、下記の独自の定義への対応状況の範囲内で対応しています。
JP Coreパッケージを組み込む方法はこちらをご覧ください。
独自の定義への対応状況
- Profiles(プロファイル): 対応済み。追加したプロファイルはバリデーションに使用されるようになります。詳しくは「プロファイルと拡張、バインディングの関係」をご覧ください。
- Extensions(拡張): 対応済み。追加した拡張はバリデーションに使用されるようになります。詳しくは「プロファイルと拡張、バインディングの関係」をご覧ください。
- Operations(操作): 未対応
- Search Parameter(検索パラメータ): 未対応
- Terminology(用語集): 対応済み。FRUCtoSをTerminologyサーバとして使用した場合に、追加されたTerminology関連リソースがバリデーションのバインディングに使用されます。詳しくは「プロファイルと拡張、バインディングの関係」をご覧ください。
- Capability Statement(機能宣言)への追記: 対応済み(参考:CapabilityStatementの確認方法)。
なお "i. 管理システムを用いて(FRUCtoSのパッケージに)追加する"を選択した場合には追加されたプロファイルの情報が自動的にCapability Statementへ追記されますが、その他の手段では手動での追記が必要です。詳しくは「独自プロファイルを追加する」をご参考ください。
info
プロファイルと拡張、バインディングの関係
拡張およびバインディングをFRUCtoSの動作に反映させるには、これらのリソースについて記述されたプロファイル(=StructureDefinitionリソース)の追加も必要です。
例えば独自のExtensionsを追加し利用する場合、Extensionを表すStructureDefinitionリソースを追加するだけでなく、このリソースを StructureDefinition.differential.element
に記述した独自プロファイルの追加も必要になります。
バインディング向けにTerminology関連リソースを追加し利用する場合も同様に、記述の加えられた独自プロファイルの追加が必要になります。
ただしバインディングに関しては、プロファイルへの記述にValueSetリソースが使用されることにご注意ください。例えば、バインディングに用いる情報をCodeSystemリソースが持つときには
- CodeSystemリソース本体
- 1.を参照するValueSetリソース
- 2.を用いて記述の加えられた独自プロファイル(StructureDefinitionリソース)
を追加する必要があります。
なおJP Coreパッケージについては記述対応済の独自プロファイルが同梱されているため、1. FRUCtoSのパッケージに追加する方法の実施だけで、独自の定義への対応状況で対応済みの機能全てが利用可能になります。
アダプタ開発
アダプタ開発フレームワーク
- 概要
- FRUCtoSアダプタ開発のフレームワークの提供
- 実装状況
- 実装済み
- 補足
- アダプタ開発に関してはこちらをご覧ください。